Yuura Doh Diary

-藤田みずきの日記だよ…多分-

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『鈴鹿山の白纏丸』終演

全ては、大和の繁栄の為に!!!!
(オール・ハイル・ブリタ〜ニア!!!のノリで)

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※鈴鹿のそんなシーンはありません。

遅ればせながら。
「鈴鹿山の白纏丸」20日の千秋楽をもちまして、無事終了致しました。
連日の満席。嬉しい光景。本当にありがとうございました。

他のメンバーが次の舞台へと駒を進めて行ってるところ、僕はぬぼさーっとしてます。
おばちゃんしばらくお休みちゃんです(え)



はて。何から語ろうか。
例の如くアホほど長い。



●お品書き●

作品のこと
太鼓のこと
鈴鹿御前のこと
共演者のこと
衣装、ヘアメイクのこと
オープニングアクトと舞のこと
まとめ



●作品のこと●

今回の「鈴鹿山の白纏丸」
原作は語り鼓の鼓唯太郎さん、脚色と演出は小菅さん、と両団体主宰の合作でございました。
お馴染みの藤田大好き小菅ワールドに、新しい風が吹き込んでの大舞台。
どんな感じになるのか楽しみにしておりましたが、やはり流石小菅さん、僕好み!むふ、むふふ、ふふふふふ

結末としては、スッキリ綺麗に大団円!!では無かったと思います。
続編を匂わせるエピローグでしたし、それぞれの立場が抱える問題も、すっぱりクリアになってはいません。

でも《言音が語り継ぐ物語》としては、綺麗に終われたのではないでしょうか??

過去に残ったメンバーはこれからも朝廷、蝦夷、鬼…とそれぞれの立場で戦い続けるでしょう。
でも白纏丸という種族を超えた希望が、未来に生きる言音に希望を託して、語り継がれる。

何言ってるのか分からなくなってきましたが、歴史とはそういうものではないでしょうか??

勝者や敗者の歴史ではなく、言音が感じてきた歴史。
ただそれだけのシンプルなお話だと思います。

この作品をやるにあたって、当たり前ですが、時代背景も色々調べました。
参考に…と言われた小説を読んだり、情景や世界観を描きました。

神であった天皇、人とは思われていなかった蝦夷、そこにある当たり前のものを守るための戦い。
2017年の日本とは違う常識がそこにはあります。

予備知識のない人には分からない…と言われてしまえばそれまでですが、それもお芝居の醍醐味だと思っています。
(藤田がまだピチピチのセーラー服時代、某ミュージカルの影響で中高の図書館にあるだけのハプスブルグ家の歴史を調べ倒したのは、いい思い出です。)

分からなくても、華やかで観ていて心地よいもの。
興味があればどんどん奥深くなれるもの。
そんなエッセンスが散りばめられた、壮大な作品だったと思います。

続編を望む声もあるそうで♪
鈴鹿は死んじゃってますので、制作手伝うから、主宰方、お待ちしておりますわ☆





●太鼓のこと●

人生2度目の和太鼓との共演。

昨年の殺陣祭も震えたけど、あれでまだまだ本気出してない…だと!?

と迎えた合わせ稽古。
いきなり舞の曲合わせだったんですが、これが気持ちいいのです。
すごく舞台面の動きを感じながら叩いてくださるものだから。なんだかもー。

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奏者さんからも「気持ちいいです!」と言っていただけたので、僕だけじゃなかったよ!よかったよ!!

そして白纏丸の舞台上での生太鼓。
役者ってここまでやらなあかんのか💦と僕は若干冷や汗を流しました。
だって凄くないですか!?ドラム経験あるとはいえ、舞台で未経験の鼓太鼓を叩く役とか、、、
めっちゃ稽古してるのを見て、鈴鹿も無駄に足上げ頑張ってみたり(そんなシーンはありません)
白スゲー!!!!!マジスゲー!!!!!

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式典の場面。打楽器しかないのに、音の洪水。

太鼓スゲー!笛スゲー!!
の域を超えて、これぞコラボレーション!これぞ合同公演!!
ってな具合に僕は感じました。

生の音楽が芝居に与える影響ってやっぱり計り知れないし、特に和楽器と日本物なんて相性良いに決まってるんですけど。
想像以上の相乗効果だったんじゃないかしら?
演者の誰もが実感したはず!!

またやりたいなぁ〜…(チラッ





●鈴鹿御前のこと●

これは記録です。長いです。
そして演出の意図と若干のズレが生じている場合がありますのであしからず(え)

えっと。

顔合わせの前に薄っすら主宰から「今度の役はみんなのお姉さんです」とは聞いていましたが。
お姉さんってよりお婆ちゃんぢゃん!(推定数百歳)
大人通り越して一人称「妾」ですよ。キャラ濃いですよ。
しかも舞だぁ、殺陣だぁ、と盛り盛りだくさんで💦
正直「正気か?」と思いました。

台本に「この世のものとは思えない舞」とか「噂通りの美しさ」とか、聞いたことないどんなハードル!?と(笑)

しかも「鈴鹿御前」ですからね。
ググったら色々出てきちゃうからねww

まず心情云々より「役の型」との戦いでした。

序盤は見え方ばっかり気になって、
「あたしこれ芝居出来るのか!?」とふわふわした日々。

でも段々と癖になってくるから面白いもので。
役作りのプロセスとしては間違っていなかったなと。
最終的には、ちゃんとお見せできるところまで持って行けたのではないかと思っておりますm(_ _)m

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カメラマンさんから「惚れます。」と言われた一枚。え、マジで!?

彼女は神器を3つ持っております。
元はどこぞの大鬼を誑かして譲り受けただか奪っただからしいですが…

風を操り、斬るも守るもお手の物【小通連】←扇

巨人田村麻呂にピッタリサイズ【大通連】←太刀(可愛さ余って貸出中)

戦乙女の兜じゃないよ!過去、現在、未来を見通す【顕明連】←簪

華やかですね…華やか……派手だなww




はて。
彼女はどこまで分かっていたんでしょうね?

まず、彼女の憤りや悩みは、〈現実への不満や解決を求める為のもの〉じゃなくて、〈現実と自分の心との折り合いをつける為のもの〉だと思うんですよね。そして次の行動を探る。
それが《未来視》の性というか。
ただ断片的な絵しか見えないから、さして振り回されることはなく、でも未来が定まっていることを知っているから、全てを咀嚼しながら生きてきた。
それが鈴鹿。

もしかしたら、普段の鈴鹿なら、不穏な未来を見たくらいで相手に夜這い…じゃない夜襲、なんてかけないかもしれません。
悪路王が討たれ、彼女の大鬼としての矜持がそうさせたのか…
(裏設定では、チビッコの時から一方的に田村麻呂を知ってるらしいので…)必殺〈オンナの気まぐれ〉が発動したのか…

どちらにしてもこの時、鈴鹿は田村麻呂に絡め取られ、数百も若いガキの側で彼の望みの手助けをすることを選んでしまう。
もしもの時には自分が矢面に立ち、かつて見た不穏な未来を完遂させるくらいのつもりで。

「我ながら、馬鹿なことをしたもんじゃ…」
分かっていても止められない。鈴鹿、オンナですね…

言音と顕明連。
未来に抗う時は未来が見えない…という、初めて直面したパターン。
これは逆に、田村麻呂の未来は変わらないことの証明にもなってしまったはずです。
そこで毅然と受け入れてしまったのが、鈴鹿らしいところなのかな。

田村麻呂はどちらか一方は死ぬだろうと思って戦っていたようですが、鈴鹿は最終的には切らせる気満々だったと思います。
まさに「俺の屍を越えて行け」。
死闘を繰り広げた上で勝ち取った自分の首が、今後の田村麻呂の糧になればいい。
最高の舞台を用意してやろう。
そんな感じでしょうかね。

もちろん、田村麻呂との約束もありましたけど。
態々するまでもない、分かりきった約束だったんじゃ。


鈴鹿、田村麻呂君の何処にそんなに惹かれたんでしょう。
悪路王=阿弖流為討伐後からと考えると、さして長い間行動を共にしていたわけではなさそうです。
これはもう、僕も何処にポイントを置こうか迷いに迷ったんですが、なんかもう《運命》で良いかな?って。
男として、夢想家として、人間として、色々なものに絡め取られてビビッと来ちゃったんじゃないかしら。
超長生きで、未来も覗けちゃう彼女には、運命とは当たり前の理で「だから何じゃ?」くらいなものです。達観しすぎ。

「定められた運命ならば仕方ない……」と言いながら、
自ら望んでその運命に飛び込んでいることに彼女は気付いていたんでしょうかね?(僕は今気づきました。Now!!)

因みに、鈴鹿は生来、強い男を好む性分なようですよ(by設定資料)

でも2人きりのシーンは少ないのでw
魅力的に作り上げられた小菅麻呂の胸をドカーンと借りて(物理)、限られたセリフに精一杯の想いをぶつけてみました。えぇ。

エロスとアガペとフィリアが綯交ぜのキャラでしたね。
あの舞台の上で、咲いて散れていたなら、藤田は嬉しい。



あれ?タムタムのことばっかりだな…
ま、いっか。。。





●共演者のこと●

みことお馴染みメンバーの安心感はモチのロンですが。
今回おったまげたのが、20代前半チームの伸びの良さ。
若いってこえー!

もう一度言おう。
若いってこえー!!!!

君たちはスポンジか!?オアシスか!?レジ横にある海綿か!?

辛うじて子年は居ませんでしたけど、下からの突き上げ、怖いわねぇ…(笑)
僕もまだまだピッチピチの30代なんで、まだまだ負けませんよ!!
吸い取ってやる!!(何)

(一部僕より三倍生きてそうな完成された方もおりましたが、それはそれで凄かった。すご……かった。。。放心)

それにしても、劇団員の2人をはじめ、共演を重ねたメンバーの頼りがいったら、もう、、、
みこと、改めて小菅さんの見る目は確かだし、凄いメンバーが集まってるんだなとしみじみ。
多くを語らず、でも芝居のキャッチボールが分かっている人たちばかりなので、シーンを作りながら相談してる感じで。
凄く心地よいです。

その中に混ぜてもらえる幸せ、きっと今後もみことに関わらせてもらえる限り、噛みしめるんだろうな。





●衣装、ヘアメイクのこと●

久しぶりに、ぷきゃーなアイメイクに挑戦いたしまして。

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いぇいカラコン。

はじめは黄衣に憧れた鈴鹿の中の人(僕)がカラコン真似しました宣言をしたところ、氷華ちゃんも瞳がブルーになりw
結果、鬼女子は全員カラコン装着となりました。

客席からだと見えないかもしれませんが、写真だと意外と良い味出してるww
ドンキに駆け込んでよかったです!

あとは(ちょっと消えかかってますが)
人生初めてのダブルラインや、切開ラインや涙袋のホワイト、下睫毛は手描き…と、舞台ならではのデコり具合で楽しませていただきました。

楽屋で隣が氷華ちゃんなもんだから、2人で濃くなっていく…そして反対側の蒔苗ちゃんもつられて濃く……アレ?みたいな。メイクあるあるww

パンフ撮影の時にわらしさんにやっていただいたメイクを自分で再現って感じだったんですが、あの綺麗なグラデーションは出せなかった…
「うん。まぁ舞台だしイイよね?」を合言葉に諦めた(え)

お衣装も、鈴鹿はわらしさんが担当だったんですが、最初イメージが上手く伝わらず、二転三転とご迷惑をおかけしまして…
本当に申し訳ないです。

でも最終的には、羽衣の位置や羽織の留など、たくさん我儘聞いて下さいまして、ありがとうございます。

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全身超紫!!

髪型は、襟足をうっすら残した団子に、左フロントの毛をたっぷり耳に垂らしたなんともメンドくさい(おっと本音が)スタイル。
しかも団子の毛先は余らせて逆毛で散らすという。
よく1人で出来るな…と我ながら思います。器用でよかったw

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でもわらしさんのイラストが綺麗だったので、どうしても再現したかったんだよぉぉぉ

今回殺陣もあるので、結構強度いるなと思って、団子もネットで固定、逆毛も根元をゴムで縛って、簪で固定しました。
あとはVO5とワックスでガチガチww
そして付け忘れそうになる角…(アサヒビールのオブジェでもジバニャンでもないよ!!!)

そうそう、今回鈴鹿の衣装で唯ニの自前は〈ピアス〉と〈月の簪〉

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下北沢の簪屋さんで一目惚れして、使えなくてもイイやwと買ってしまいましたが、三日月のフォルムが綺麗でそこそこ存在感もあって、ピッタリだったかなと。
最後顕明連無くなっちゃうんで、寂しいなと思ってたんですよね…良い出会いでした♪





●オープニングアクトと舞のこと●

自作自演乙☆
あ、舞の話です。

ある日「この曲で好きに踊ってください」的なニュアンスのことを言われまして(曲解)
悩みに悩んで結局のところ得意分野に引っ張り込むという。。えへ。
最初、扇の技?要返しとか扇投げとかの案もいただいたんですが、藤田そっちは不器用らしくて、舞台上で落とすの恐いのでやんわり回避してしまいました。
自分に甘いね。。。甘い。

だからというわけではありませんが、当社比1.8倍くらい回って、クネって、イナバウアーしました(何)

舞だけじゃなく、全体的に鈴鹿は背中反らし気味の斜め傾き系女子なので、腰と肩はバッキバキです。

曲を渡された当初は、ぶっちゃけ「長いな」とか「これお客様飽きるべ」と心配していたんですが、
戦いの前の宴のシーンに馴染んでくると、もう舞の場面とは思えなくて、「便宜上、舞と呼ぶ」だけの、ひとつの大きな空間に感じられました。
いや、太鼓の力がね。凄いのね。
丸投げしてしまったオガさんの神楽舞も力強くて迫力満点で、アンサンブルさんたちの盛り上がりっぷりも面白くてww
チラ見しか出来なかったのが残念💦前から観たい。


オープニングアクトも、
前回に引き続き、小菅氏と相談して、構成のお手伝いさせていただきました。
つけ麺とか、ラーメン食べながら。。。な。
いざ振り付け!!の段になって、ワンエイトほど曲が長くて、藤田パニック!!になったのもイイ思い出です。多分。
基本的にネタバレ満載のアニメOPのような作りが恒例ですが、今回も例に漏れず。
後から見返すと、うまいこと伏線がありますでしょ。



だいたい「この辺でこのカウントでこんな芝居してねw」くらいしか伝えないのですが、毎度適当な指示をうまく膨らませていただいて、ありがたいです。
盗んで!とか、走って!とか、今!!!とか、現場合わせね!とか、、もうホントひどい。
次また機会頂けたら、もう少し日本語うまくなっておきます(と毎回言っている)





●まとめ●

こんなもんでしょうか。

そして最後になりましたが、今回凄いスタッフ陣に恵まれ、何コレ何処の商業?クオリティでお届けすることが出来ました。
うわ、あの作品の照明さん!この作品の音響さん!美術さん!!とミーハー丸出しでキャッキャしていたのは内緒ですw

言い方は悪いですが、小劇場の舞台なんてピンキリです。
でも今回は間違いなく、役者も羨む舞台になっていたのではないでしょうか…?
「私もあそこに立ちたい」と。

凄腕のスタッフ陣、テンションMAXの奏者陣、信頼の役者陣。
「鈴鹿山の白纏丸」を作り上げる歯車の1つになれたこと、幸せに思います。

そして何よりお客様。
本当はもっとたくさんの方に観ていただきたかった。
3回、ほんとうに少ない、あっという間。

はぁ………もう2度と鈴鹿を演れないことが寂しくて仕方ないです。
この切なさを愛しさにかえて(なんの歌詞)
本当にありがとうございましたm(_ _)m



これにて終幕!!また何処かで……ちゃんちゃん






余談。
楽屋の化粧前、いつものねんどろいどぷちカイトに加えて、ドイツ土産のアヒルさん2体とヅカ阿弖流為のステージ写真飾ってたんですが…
女子楽屋に入ってきた男子に速攻突っ込まれたのも良い思い出。。。
楽屋前、派手だし散らかってるし、ごめんなさい。




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